床井 正之さん ちとせさん（会社経営）
宇都宮を拠点に「シンビプロジェクト」で人材教育、企業研修、デザインスクール、ヨガタジオ事業を運営している。
- 所在地
- 宇都宮市在住
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宇都宮市民の「情報へのアンテナの高さ」で
今がある宇都宮を拠点に人材教育、企業研修、デザインスクール、ヨガスタジオという事業を運営している床井正之さん・ちとせさん夫妻。宇都宮の“ニーズ”に応えてきたら自然と今の形になっていたと語る。その経験もあり、宇都宮の人は非常に貪欲だと感じている。「情報をよく知っているし、それを手に入れるための努力を惜しまない。それが自分に合っていれば積極的に取り入れるんです」
正之さんとちとせさん。宇都宮で鋭気を養い、東京で活躍する。生き生きと話すその姿から、充実した生活を送っている様子が伝わってくる。
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企業研修やウォーキングのレッスンを行うちとせさん。
学んだ知識を基に宇都宮で新しいことに
チャレンジ起業の前後は栃木県中小企業診断士会が主催する「創業塾」に通っていたという正之さん。「地元の知識や人脈を広げられました。そこで学んだことをベースに“東京にあって 栃木県にはないもの”を考えました」
産地に近い宇都宮ではなくあえて都内で
野菜を売る今は都内でサラダ専門店「サラダデリ・マルゴ」も経営。農業関係の大学を卒業した正之さんは早くから事業計画に農業を盛り込んでいた。宇都宮ではなくあえて都内に出店したのにも理由がある。「まずは野菜を“売る”方法から考えました。宇都宮は生産地が近く、新鮮な野菜があって当たり前。都内のほうがニーズがあると思いました」しかし生産地に近い宇都宮に本社を置くことで“畑が近い＝新鮮な野菜が食べられる”という価値につながっていると語る。
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魅力的な経営者たちが宇都宮を盛り上げる
宇都宮や都内で企業研修を行う機会の多いちとせさんは「宇都宮の経営者は自分の事業を明確化できている人が多い。能力も高くて魅力的な“本物”の経営者ばかりです」みんなで宇都宮を盛り上げようという団結力を感じるという。
東京で戦うための力を養える場所、宇都宮
今は宇都宮と東京の自宅を行き来する毎日。「私たちにとって東京はパフォーマンスを最大限に発揮できる場所であり勝負を決める場所、宇都宮はパフォーマンスを高める場所であり気持ちを浄化する場所。“住食接近”な宇都宮に帰ってくるとホッとします」二つの拠点で成功を収めている二人にとって、必要なものが無理なく手に届く範囲にある“コンパクトさ”が魅力の宇都宮での生活が日々の活力になっているのだろう。
東京西新宿に構えたサラダ専門店「サラダデリ・マルゴ」。栃木県産を含めた色とりどりの旬野菜が並び、各種メディアからも注目を集めている。
都心へアクセスも良いのに自然が豊かで気持ちを浄化できる。「住」と「食」が 近いことが何よりの魅力です。
