個性豊かで、笑顔に満ち溢れた街「住んでいるとなかなか気付かない、宇都宮の魅力を伝えたい」

阿久津 好章さん(エキストラ)

宇都宮をはじめ、関東圏域で映画やドラマのエキストラとして活躍し、宇都宮のPRにも貢献している。愉快なラジオにも出演。

所在地
宇都宮市在住
県外 → 宇都宮

ダブルプレイスの仕方

進学をきっかけに上京。宇都宮に戻ってきた34歳の時、大谷でのドラマ撮影にエキストラとして初参加。輝いている方たちのオーラやパワーに感化され、そこから何かを吸収したい、自分も何かを残そう、と考えるように。現在は、関東を中心に8年間で800現場、年間100現場に出向いているという“売れっ子”エキストラ。

  • エキストラを続けている理由

    エキストラとして、いろいろな映画やドラマなどに参加してきたという阿久津さん。8年間で800現場、年間100現場に出向いているという“売れっ子”エキストラだ。現場は関東中心だが、福島や静岡、長野などに出掛けたこともあるそう。
    「小さな頃テレビで見た千葉真一さんや谷隼人さんなどに憧れて、スタントマンになりたかったんです。どうやったらなれるのかなと考えて、体操部に入ったのですが(笑)。演劇部のご指名を受け、文化祭の劇で主人公を演じたこともあります」
    以前から演劇に興味を持っていた阿久津さん、エキストラに初めて参加したのは34歳の時だという。
    「大谷で宮沢りえさんのドラマの収録があって、そこに誘われたのが始まりですね。そこで今輝いている方たちのオーラというか、パワーのようなものをとても感じました。何度か参加するうちに、自分もそこから何かを吸収したいという思いを持つようになり、段々ハマっていきましたね。まぁ、なかなか会えない綺麗な女優さんに会いたい、というのも大きかったですけど(笑)」

  • エキストラを続けるうちに芽生えた気持ち

    最初は軽い気持ちで始めたエキストラ。だが、続けるうちに違った気持ちが生まれてきたという。「何度も参加するうちに、セリフのある役をもらうことも出てきて、はじめたからには何かを残そう、という思いが生まれてきましたね。今までの人生でできなかったことが映画の中ではできたりする。普通の人ができない経験をさせてもらっているのだから、何か残したいな、と。一生残っていく作品の中で、あれが自分だと胸を張って言えるように、きちんとした仕事をしていきたいと思っています。」

  • 色々なところに行っているからこそ感じる、宇都宮の魅力

    実は有名な映画の撮影も宇都宮ではたくさん行われており、エキストラの仕事依頼も多いのだそう。東京から新幹線を使えば1時間かからないという近さと自然もあり街もありという条件の良さ、そして受け入れる人の魅力があるからではないか、と阿久津さんは言う。「ジャズや自転車、バスケットボール、餃子など他県に誇れる魅力がたくさんある。宇都宮で撮影された映画のファンの方たちが、宇都宮に来てくれたりしているので、映画をきっかけに宇都宮の魅力を知ってもらえたらいいなぁと思っています」

  • 住んでいるとなかなか気付かない、宇都宮の良さ

    仕事を通じて出来た他県の友人に、「栃木の人はみんな個性豊かで面白い、そしていつも笑ってるよね」と言われたことがとても嬉しかったという。
    自身も学生時代を東京で過ごし、宇都宮を外から見たとき、みんな生き生きしているな、好奇心いっぱいでたくさんの魅力が詰まっている街なんだな、ということに気付いたという。実は阿久津さん、『宮のもの知り達人検定』を1回目に取ったという宇都宮の達人。
    「年配の方には歴史の話、若い方にはスポーツや遊びの話…と、興味を持ってもらえそうな話題を選んで話します。住んでいると気付かないけど、外から来るとよくわかる宇都宮の良さを、これから自分が伝えていけたらいいな、と思っています」

    エキストラという職業や宇都宮の魅力について、いきいきと話す阿久津さん

宇都宮の「イイトコロ」をひと言でまとめると

東京から新幹線を使えば1時間かからないというアクセスの良さ、自然、街が融合した恵まれた環境。そして何よりも栃木に住む、個性豊かな人々。

戻る
100年先も誇れるまちを、みんなで。 宇都宮プライド