“豊かな自然と活気が同居する街「人から刺激を受けて自分も成長できる街です」

倉本 祐樹さん(オープンハウス 主宰)

宇都宮市の平成通り沿いでカフェ「2tree cafe」を経営したのち、宇都宮市東横田町の自宅でオープンハウス「2tree open house」を主宰。

所在地
岡山県出身、宇都宮市在住
Iターン、カフェ経営

ダブルプレイスの仕方

岡山県出身で、海外でのボランティアを経験したのち栃木県へ。県内で培った経験をもとに宇都宮でカフェ、のちにオープンハウスをスタート。

  • 出逢いが重なって“偶然”やってきた栃木県

    宇都宮市東横田町の田園風景の中に一際映える青色の屋根。オープンハウス「2tree open house」を主宰する倉本さん一家が暮らす家だ。岡山県出身の倉本さん。20代の頃、将来のことを考えたときにぼんやりとしたイメージしか湧かないことに気付いた。全く知らない文化圏で新鮮な生活がしてみたい。勤めていた会社を辞め、1年間海外でホームステイをしながらボランティア活動に携わった。後に宇都宮につながる縁が生まれたのはこの頃。栃木県内で農業を基盤とした暮らしを通じて若者をサポートする自立塾を運営している人と出会った。「ずっと農業には興味があったし、少しでも勉強になれば」そんな気持ちで栃木県に来た。

    オープンハウス「2tree open house」を主宰する倉本さん一家。築60年の建物はどこか懐かしい雰囲気が魅力。

  • もともと農業を営んでいる人が住んでいたという自宅外観。家の前には畑が広がり、ここで野菜を作っている。

    夢を形にする場所に選んだのは、
    元気な街・宇都宮

    宇都宮にも何度か足を運ぶうち、人の交流が生まやすい街で、元気がある街だという好印象を持った。自立塾での経験を通じて“場づくり”や“食事”の仕事をしたいという確信も生まれた。偶然出会った宇都宮の平成通り沿いの物件でカフェ「2tree cafe」をオープン。夢への第一歩が始まった。

  • 宇都宮でのカフェ経営を通じてできた次の目標

    カフェの経験を通じて次の目標ができた。これまでやってきたことをより生活に近い部分に落とし込みたい。カフェを一旦閉め、自宅をオープンハウスに。“暮らしの寺子屋”をコンセプトにさまざまなワークショップやイベントを開催している。またカフェを再開することも考えており、「カフェをまた始めるときには野菜作りからやりたいと思っています。自宅には畑もありますし、宇都宮には魅力的な農家も多いので、いろいろ教えてもらいながらやっていきたいです」

    仕事への“こだわり”が宇都宮の魅力を生む

    最後に倉本さんはこう語ってくれた。「宇都宮には自分の仕事にこだわりを持っている人が多い。そういう人たちが街の中に点在していて、時にはつながることで宇都宮の魅力が増していると感じます。「ぐるり市」や「サーズデーナイトフィーバー」などのイベントも魅力的ですし、そういう人たちから刺激を受けて、自分も頑張ろうという気持ちになれます」

    靴作りワークショップや草木染教室、音楽イベント、味噌などの加工品作りなど、生活に寄り添うイベントが。ゆくゆくは食堂も始めたいという。

宇都宮の「イイトコロ」をひと言でまとめると

人とつながりやすくて活気のある街。その活気を生み出している人との交流を通じて、自分も成長できる街です。

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