高校まで宇都宮で暮らし、東京への大学進学で宇都宮を離れた掛川さん。就職を機に宇都宮へ戻ってきた。「“永住”を考えたとき、改めて宇都宮の良さがわかりました。便利なのにせわしくない。キャンプが好きなので、自然が近いのも魅力でした」
宇都宮の中心市街地に住む掛川さんの自宅。インテリアが好きだという掛川さんの好みが随所に散りばめられている。補助制度のおかげで引っ越し費用や家具の購入など、経済面で非常に助かったそう。
ここで家族と愛犬「トッティ」とともに暮らしている。
宇都宮に戻ってからはずっと街なかに住んでいる。以前は「中心市街地における若年夫婦・子育て世帯家賃補助制度」を利用。家の購入を考えていたとき、街なかに住む友人に「中心市街地における住宅取得補助制度」を紹介された。「家を買うのに助成金があるなんて驚きました。宇都宮にもこんな制度があったんだと。行政が手厚くサポートしてくれる安心感があります」この制度を紹介した弟も、同じくこの制度を利用しているそうだ。
「都内や海外などさまざまな場所で仕事をしてきた妻は“宇都宮=田舎”というマイナスイメージがあったんです。実際に住んでみて、生活しやすくていい場所だと言っていました。妻は車を運転しないので、近くに買い物ができる場所もあり、バスの停留所や駅も近くて都心へのアクセスもいい。便利なのに、ご近所ともほどよい交流がある。人とのつながりを感じるのも住まう上では大切なポイントですね」
子どものころから、人でにぎわう宇都宮を見て育った。「中心部の商店街の皆さんもがんばっていますし、身近で面白いイベントもたくさん開催されています。僕が街なかに住むことが、街の活性化につながればうれしいです。街なか以外も郊外は自然も豊かで、お洒落なカフェなどもありますし、いろいろ行ってみたいです」と語ってくれた。
都市機能が充実していて住みやすい街。少し足を伸ばすと自然もあって、仕事も趣味も楽しめる街です。