子育て世代のママが元気な街!「子育て中のママが輝けるお手伝いがしたいです」

上田 美和さん
(コミュニティスペース主宰/助産師)

宇都宮市雀の宮で子育てと共育のコミュニティスペース「ここからいふ広場」を営む。

所在地
県外出身・宇都宮在住
Jターン・引っ越し

ダブルプレイスの仕方

県外から進学のため上京。2011年に宇都宮へ引っ越し。2015年4月に宇都宮市雀の宮で「ここからいふ広場」を立ち上げた。

  • 子育て中のママたちの学びと情報交換の場

    子育てと“共育”のコミュニティスペース「ここからいふ広場」。2015年4月に雀の宮にオープンしたばかりの新しいスペースだ。主催するのは助産師の上田さん。出産前後のママはもちろん、子育て中のママたちに向けた「こころ」「からだ」「らいふ」それぞれのテーマに応じた講座やワークショップなどを開催している。

    雀の宮地区の一角に佇む「ここからいふ広場」外観。表通りからは看板を目印に。(http://cocokalife.com/)

  • 「ここからいふ広場」内観の一部。ここで様々な講座やワークショップを開催している。

    命の誕生を“地域”で担うことの
    大切さに気付いた

    上田さんは進学のため上京。東京の大学病院で助産師として勤務していたが、自身の妊娠を機に退職。近所の助産院でサポートをするうち、助産師として地域で活動することの大切さに気付いたという。「病院と全く違う働き方は気付きの連続でした。子どもも生まれ、自分のペースで子どもと一緒に働ける方法を考えました」初めは自宅の一室で助産院を開業。母乳相談やベビーマッサージなど、今のベースとなる活動をスタートした。

  • 多彩な人がいて、それぞれが宇都宮を盛り上げている

    東日本大震災のあった年、宇都宮に引っ越し。「最初は知り合いもいなくて不安でしたが、今は活動を通じてさまざまな方と横のつながりも作れました。宇都宮には自然や環境、生活についてそれぞれアイデアを持ち、地域を良くしていこうと取り組んでいる人がたくさんいます。転勤などで外から来る人も多く、人がバラエティに富んでいるところが魅力だと感じました」

    子どもと一緒に参加できる味噌作りワークショップ「手前味噌教室」や、ママだけでなくパパも参加できる「父親学級」など、家族で子育てを楽しめるイベントも多数開催されている。

  • 小学校で取り組んでいる性教育授業で使う胎児の見本。大きさや重さまで実際の胎児を再現。

    宇都宮のママは元気でパワフル!

    雀宮駅周辺は再開発が進むエリア。新興住宅地も増え、子育て世代も増えていくだろう。「宇都宮のママはみんな元気でパワフル。子育てや生活に対する情報収集にも熱心です。自分のやっていることが必要とされていると感じられます」

  • 子どもたちへ伝えたい、自分の「命」の大切さ

    今は市外の小学校で子どもたちに向けた性教育の授業にも積極的に取り組む。「みんなそれぞれ一つの命。自分のことを大切にしましょうという話をしています。今は実績を作っている段階ですが、今後はぜひ宇都宮の小学校でも取り組んでいきたいです」助産師として命の誕生に深く関わる上田さん。その眼差しでこれからも地域の子どもたちを見つめ続ける。

宇都宮の「イイトコロ」をひと言でまとめると

様々なアイデアを持った人が集まっていて、地域を自分たちで良くしていこうという雰囲気が魅力的な街です。

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