宇都宮は自分の“原点”がある街「宇都宮の控えめな美しさが今はすごく愛おしい」

浜崎 貴司さん
(ミュージシャン)

1990年にファンクバンド「FLYING KIDS」でデビュー。シングル19枚、アルバム13枚を発売後98年に解散、2007年に「FLYING KIDS」再集結。ソロアーティストとしても活動中。
2017年11月~1月にはFLYING KIDS結成30周年・3ヶ月連続ライブBACK 2 THE EGGを開催、2018年
4月にはFLYING KIDS Billboard Live 2018『みんなあれについて考えてる』をビルボードライブ東京にて開催。2月には同名のニューアルバム『みんなあれについて考えてる』を発売。

所在地
宇都宮市出身、東京在住
東京、宇都宮、進学・音楽活動

ダブルプレイスの仕方

ミュージシャンとして全国を飛び回る傍ら、地元・宇都宮でも弾き語りツアーなど、ライブを積極的に開催している。

  • 全国を飛び回る人気ミュージシャンが生まれた街

    日本を代表するファンクバンド「FLYING KIDS」のボーカリストでありソロアーティストとしても活躍する浜崎さん。ライブで宇都宮に来ることも多いほか、毎週日曜にはラジオ放送局レディオベリーで『浜崎貴司ナニオキテンノ?』も放送されており、浜崎さんの声は宇都宮市民にはお馴染みだろう。宇都宮市出身で、大学進学のため上京。「当時は地元を離れたい、東京で音楽をやりたい、一人で暮らしたいという気持ちがありましたね」バンドオーディション番組でグランプリを獲得し、メジャーデビューして以来、全国を飛び回る毎日が今も続いている。

    想いのこもった力強い歌声は、聴いている全ての人を魅了する。

  • 控えめだけど、やさしい。
    人柄が感じられる宇都宮の文化

    全国津々浦々を巡っているからこそ、当時は気付かなかった宇都宮の魅力にも気付けたという。「宇都宮で食事をすると、食べ物がしみじみおいしいんですよね。すごくインパクトがあるわけではないけれど、飾らないおいしさ。素材のおいしさが生きている。宇都宮の人の控えめなやさしさが育んできた食文化ですよね。今はそんな宇都宮がすごく愛おしいんです」

  • 東京から日帰りで行ける宇都宮は“おいしい”距離感が魅力

    宇都宮には電車で来ることが多いそう。「僕の自宅から宇都宮まで電車で約2時間。新幹線だと1時間半くらいですが、僕は電車の車窓から見る宇都宮の風景がすごく好きなので、あえて鈍行で来ることが多いです。たった2時間で慣れ親しんだ街や豊かな自然のある場所に行ける。街も人も雰囲気がやさしい。東京から見ると宇都宮はちょうど“おいしい”距離感の街だなぁと思いますね」

  • 生まれ育った宇都宮は、やっぱり特別な街

    2016年2月にはソロ初のベストアルバム『シルシ』を発表。この中には同じく栃木県出身の斉藤和義と共作の『オリオン通り』も収録されている。人であふれ返るオリオン通り、夕暮れの街並みなど、宇都宮市民なら馴染み深い光景が二人の感性で見事に表現されている。「宇都宮には自分の原風景があるんです。地元・宇都宮は僕にとって特別な場所だし、宇都宮で開催するライブはやっぱり特別なもの。宇都宮の慣れ親しんだ街を見るとホッとしますよ」
    2018年3月には宇都宮コーヒー・ルンバにて、弾き語りソロライブ"LIFE WORKS LIVE 〜 Since2011/終わりなきひとり旅"も開催。これからもより一層、宇都宮を盛り上げてくれるに違いない。

    2018年2月14日発売のニューアルバム『みんなあれについて考えてる』

    1990年にリリースされた1stアルバムの1曲目に収録されている「あれの歌」の冒頭の歌詞を彷彿とさせる、まさにFLYING KIDS原点回帰の象徴となるタイトル。
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