宇都宮は知れば知るほど面白い街「作り手との会話を通じて街の魅力を感じて」

高橋 昌一さん
(ジェラートカフェ経営・サーズデイナイトフィーバー代表)

佐野市でジェラートカフェ「サンタルチア」を経営する傍ら、宇都宮バンバ広場で開催されている「サーズデイナイトフィーバー」代表を務める。

所在地
市外出身・在住
仕事、イベント運営・参加

ダブルプレイスの仕方

佐野市でお店を経営しながら、「サーズデイナイトフィーバー」代表として宇都宮にたびたび足を運ぶ。

  • 宇都宮の夜に賑わいを生み出したイベント
    「サーズデイ」

    宇都宮二荒山神社の鳥居がそびえる宇都宮バンバ広場。毎月第1・3木曜に「サーズデイナイトフィーバー(以下、サーズデイ)」が開催されている。宇都宮はもちろん近郊や近県からも数多くの飲食店や作家が集まる。仕事帰りにふらりと立ち寄る人も多く、宇都宮の夜を楽しむ野外イベントとしてすっかり定着した。

    「サーズデイナイトフィーバー」開催風景。個性豊かなテントが並び、毎回多くの人でにぎわう。
  • 買い物だけでなく地元アーティストのライブも楽しめる。

    作り手と対話できるマルシェの安心感が
    人を呼ぶ

    「サーズデイ」は2010年11月、宇都宮中心部の夜をもっと盛り上げようと宇都宮市内の飲食店が中心となりスタート。現在は佐野市のジェラートカフェ「サンタルチア」オーナーの高橋さんが代表を務める。「僕自身、採れたての果物や野菜が身近にある環境で育ちましたし、ジェラートを通じて生産者と直接会話する機会も多かったんです。そこで感じたのは作り手の顔が見える安心感は何物にも代え難いということ。マルシェの魅力は、作り手と直接対話しながら買い物が楽しめることだと思います」テントに立つのは店舗のオーナーや作家自身。これが現在栃木県内のマルシェブームの先駆けとなった「サーズデイ」をより魅力的なイベントにしている要素の一つだ。

  • 出店者の交流の場として、情報発信の場として

    出店者同士の交流の場としても一役買っている。「同業者同士の交流って意外と少ないんですよ。でもイベントのおかげで新しいつながりが作れて、情報交換もできるようになりました。交流を通じて新しく知ることができた情報がたくさんあります。宇都宮は知れば知るほど面白い街。これからもサーズデイを通じてまだ皆さんが知らない宇都宮の魅力を発信していきたいですね」

    「これからもサーズデイを通じて宇都宮の魅力を発信していきたい」という高橋さん。

  • 買い物だけでなく地元アーティストのライブも楽しめる。

    佐野市のジェラートカフェ「サンタルチア」では四季折々の新鮮な食材を使ったジェラートやジャムを販売。

    4月からイベント再開。
    街にワクワクと驚きを生み出していく

    今年も4月からイベントが始まる。再開を心待ちにしているファンも多い。「平日の夜に6年も続いているイベントは他にはない。どんどん新しい取り組みも始めていきたいです」夜の宇都宮に人の賑わいを作り出した「サーズデイ」はこれからも街に、私たちに“ワクワク”を提供してくれるはずだ。

宇都宮の「イイトコロ」をひと言でまとめると

人との交流を通じて新しい魅力に出会える街。人もお店も、知らなければもったいない情報をたくさん秘めている街です。

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