面白いことが生まれやすい街「宇都宮だけじゃないのが宇都宮の最大の魅力」

佐藤 雄子さん(シェアハウスオーナー)

1952年に建てられた邸宅をリノベーションしたシェアハウス「haus1952」主宰。

所在地
宇都宮出身・在住
Uターンシェアハウス経営、仕事

ダブルプレイスの仕方

進学のため高校生から東京へ。祖父母の家を相続するため宇都宮に戻り、シェアハウス「haus1952」をオープンした。今も空間デザインの仕事で東京をはじめ全国を飛びまわっている。

  • ヴィンテージ感漂う邸宅をリノベーションした
    シェアハウス

    1952年に建てられた邸宅を改装したシェアハウス「haus1952」。当時の面影を残しつつ、モダンなディテールが施された心地良い空間が広がる。ここを手がけるのは東京でデザインの仕事をし、今も仕事で全国を飛び回る佐藤さん。

    築60年を超える古民家をリノベーション。随所に当時の面影が残しつつ、佐藤さんが手がけたモダンなデザインが光る。

  • イベントやパーティーも開催。住人や住人の友人を招いてにぎやかに。フェイスブックでも情報発信中!

    人と過ごすことの楽しさを知っている
    佐藤さんならではの取り組み

    この建物はもともと佐藤さんの祖父母の家。進学のため高校生から東京へ出た佐藤さんは、この家を相続するため宇都宮に戻ってきた。当時はこの建物を壊し、集合住宅にしようと考えていたそうだ。「検討するうち、この古い家を残したいという気持ちが芽生えたんです。それにこの家で独りで暮らすのも寂しいなと。中学生の頃は自宅が友だちのたまり場になっていたし、高校生の頃から寮で暮らしていて、人と一緒に過ごすのが好きでした。それでシェアハウスにしようと考えたんです」

  • 人が集まれるスペースとして進化させていきたい

    自宅としてだけでなく、オフィスとして活用する住人もいる。一緒に過ごしたいときはリビングで、一人で過ごしたいときは自分の部屋で。プライバシーを守りつつ、住人たちは家族のような程よい距離感でつながる。「今後はここでサイエンスバーや講座を開きたい。たくさんの人が集まれるような仕掛けをしていきたいんです」

    玄関に通じる庭では家庭菜園も。

  • 住人同士が家族のようなほどよい距離感でつながる。住人同士のコラボレーションも始まっているそう。

    戻ってきた宇都宮、再発見・再発掘が楽しい!

    宇都宮に戻ってきてまだ間もない佐藤さん。「今は宇都宮の再発見や再発掘を楽しんでいるところ」と微笑む。東京での生活が長かった佐藤さんは車の免許を持っていない。しかし、街をのんびり歩くからこそ見つけられる日々の小さな発見を楽しんでいる。「路地裏にステキなお店があったり、車では見落としてしまうものがたくさんある街。人から教えてもらって知ることができたことも多いです。自転車が盛んなので、次は自転車にも挑戦してみたい。日光や益子、那須など近隣への魅力的な場所へも行きやすくて、“宇都宮だけじゃない”のが宇都宮の大きな魅力だと感じます」久しぶりに住まう宇都宮で、日々の生活を楽しんでいる様子が伝わってきた。

宇都宮の「イイトコロ」をひと言でまとめると

街の規模が人との距離にも反映されている街。
人と安心して友だちになれて、面白いことがまとまりやすい街です。

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