知られざる"面白い"に出会える街「意外と気付いていない"面白い"がある街です」

Peter Smithさん(宇都宮大学 非常勤講師/宮ポタ 発起人)

宇都宮大学の非常勤講師として勤務する傍ら、自転車で気軽に散策を楽しむポタリング団体「宮ポタ」を立ち上げた。

所在地
宇都宮市在住
団体
宮ポタ
Iターン(単身不妊)

ダブルプレイスの仕方

アメリカから単身赴任で宇都宮へ。

  • 日本で働く=東京というイメージがあった

    日本で働きたいと思って仕事を探していたとき、たまたま宇都宮大学で外国語講師を募集。「日本で働くなら東京をイメージしていたので、それまで名前もまったく知らなかった宇都宮に決まって最初はとまどいもありました。」

    気軽に自転車を楽しむ「宮ポタ」のメンバーと一緒に。現在10名ほどが参加している。

  • 川沿いをのんびりと散策するメンバーたち。

    なぜ「宮ポタ」が生まれたのか?

    宇都宮に来てすぐ、「宮ポタ」立ち上げのきっかけとなる出会いがあった。「とある朝の情報番組で他県のポタリング団体が紹介されているのを見て、こういう団体に入りたい!と思ったんです」が、宇都宮市にはまだポタリングの団体はなく「だったらもう自分で立ち上げるしかないと(笑)」

  • アイデアを形にしていく難しさ、楽しさ

    「宮ポタ」立ち上げには宇都宮の人との出会い、つながりが大きな力となった。「宇都宮の人たちと出会わなかったらおそらく「宮ポタ」は生まれていなかった。皆さんが親身になって応援してくれたのが本当にうれしかったです」

    通勤ももちろん自転車で。自転車はスミスさんの生活の一部になっている。

  • ポタリング中に訪れた田川沿いにある中川染工場。明治時代からの伝わる「注染」という技法を用いた手ぬぐいの製作現場を見学。こんな発見や体験ができるのもポタリングのいいところ。

    自転車を「楽しむ文化」がある宇都宮

    自転車プロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」の活躍もあり、宇都宮は自転車を楽しむ基盤があると感じるという。「自転車は街を楽しむにはぴったりの手段。単なる移動手段ではなく自転車を楽しむ、という文化が宇都宮から市外に広がって行けばいいなと思っています」と、「宮ポタ」の活動が広がることを願う。

  • 自転車だから見えてくる地元の魅力を巡る

    「平地の多い宇都宮は自転車で無理なくたくさんの場所に行けます。今はみんなで紹介しあいながら宇都宮の名所や穴場的なスポットを巡っています。宇都宮を巡ってわかったのは、宇都宮には昔から守り継がれてきた魅力的な歴史や文化がたくさんあること。特に大谷石の建物はとても美しいと思います。それが大切に守られているのがすばらしいです」これからも「宇都宮の面白い場所」を発信する団体にしたいと語るその笑顔は楽しさに満ちあふれていた。

    八幡山公園ポタリングで石像を発見。初代横綱の「明石志賀之助」は宇都宮出身。

宇都宮の「イイトコロ」をひと言でまとめると

宇都宮で守り継がれてきた歴史や文化が魅力的。世代を超えて楽しめる自転車で巡りたいスポットがたくさんあります。

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